2代目 V10型（1982年 - 1986年）
　　　　　

　　　　　　3代目 V20型（1986年 - 1990年）
　　　　　

　　　　　　4代目 V30型（1990年 - 1994年）
　　　　　

　　　　　　5代目 V40型（1994年 - 1998年）
　　　　　

　　　　　　6代目 XV20型（1996年 - 2001年）

　　　　　

　　　　　

　　　　　

カムリのルーツはセリカのセダン版だったが、後にビスタと姉妹車を構成するFFミドルセダンに変わるなど、変遷を経て現在に至っている。アメリカではベストセラーカーの座を維持するほか、アジアやヨーロッパなど世界的に見ても良く売れている。2006年1月のフルモデルチェンジでは、アスレチック＆モダンをテーマにした新世代のセダンプロポーションを作るとともに、ボディの全長を従来と同じに抑えながらも、全幅の拡大やホイールベースを延長して、室内空間を大きく広げている。特に室内長が大幅に長くなって後席の足元の余裕が拡大した。スタイリッシュな外観とゆとりの快適空間を両立させたパッケージングが大きな特徴で、サイズ的にはマークXよりも大きくなった。搭載エンジンは123kW（167ps）、224Nm（22.8kg-m）のパワー＆トルクを発生する直列4気筒2.4リッターの2AZ-FE型。電子制御式5速(FF車)または4速(4WD車)ATが組み合わされる。エンジンの最適チューニングと合わせてサスペンションやブレーキなどの大幅な改良によって運動性能を向上。HDDカーナビゲーションやプラズマクラスターを採用したエアコン、スマートエントリー＆スタートシステムやニーエアバッグなど、最新の快適装備や安全装備を搭載する。2007年7月には木目調パネルのカラーを変更し、一部装備の仕様を変更する改良を行った。2009年1月には内外装のデザインを変更し、FF車にVSC＆TRCを標準装備するなどの改良を行った。