【トヨタ】
◆マークⅡブリット
先代のマークIIクオリス (MARK II Qualis) の後継車として2002年1月に発売。クオリスはマークIIを名乗りながらもカムリがベースのFF(前輪駆動)車であったが、ブリットはマークIIセダンをベースとしたFR(後輪駆動)車となった。グレードは全てセダンのスポーティーグレードである「IR」系で統一され、セダンのラグジュアリーグレードである「グランデ」は採用されなかった。
2004年11月9日にはセダンのマークIIがマークXへと移行したため、マークIIの名を残すのはブリットのみとなった。 2004年12月にマイナーチェンジが実施され、ヘッドランプエクステンション・フロントグリルの変更、ストップランプのLED化などの変更が加えられた。
また、アリストの生産中止により、それ以降は新車の国産車で唯一直列6気筒ターボエンジンを搭載する車種となった。しかし、2006年5月をもって平成17年の排ガス適合基準をクリアできないターボエンジン搭載車の生産が終了しており、モデル末期は直列6気筒ターボ車は廃止されNAエンジン車のみとなった。
2007年6月、クラウンエステートやカルディナ、プログレなどと同時に生産を終了した。これにより、39年続いた「マークII」の商標及び車名は名実共に消滅した。
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