初代 RF1/2型(1996-2001年)
2代目 RF3/4/5/6/7/8型(2001-2005年)
3代目 RG1/2/3/4型(2005-2009年)
4代目 RK1/2/3/4/5/6/7型(2009年- )
フルモデルチェンジ。今回は「スパーダ」も同時にフルモデルチェンジされた(「スパーダ」は同年10月23日販売開始)。月間販売目標台数はスパーダを合わせて6,000台と発表されている。4代目では、「みんなの楽」=皆楽をキーワードに、3代目から採用されている低床・低重心パッケージをベースに家族が楽しく、楽に移動できる車を目指して開発された。
3代目に比べ、全長は50mm(スパーダは30mm)、全高は45mmそれぞれ延長され、メーカーオプション非装着状態で室内高1,395mmとゆとりのある室内空間を実現。先代モデルで行われたダウンサイジングからは逆行する形となったものの、5ナンバーサイズの枠内で収められている。また、開放感を高めるため、全周においてガラスエリアを拡大すると共に、一部グレードには世界最大級のガラス面積(前後1,400mm×左右840mm)を誇るスカイルーフを設定した。3列目はリアフロアの構造を工夫することで床下にすっぽり格納できる「3列目床下格納シート」を採用した。
インパネは左右に広がる横基調デザイン。また、立体造形を生かして手前に操作系を、上方で且つ走行視界との焦点差が少ない遠方に視認系を配列。また、計器類は機能ごとに分けられ、前後方向に立体的にレイアウトされた立体自発光メーターを採用する。
エンジンは2.4Lを廃止して2.0Lに一本化し、R20A型 2.0L SOHC
i-VTECを搭載した。これは、従来よりロングストローク化され、「可変吸気量制御」i-VTECにより部分負荷時に2個のうち1個の吸気バルブを遅閉じするミラーサイクルを採用し、従来よりも低回転域のトルクの向上と低燃費を実現している。
トランスミッションにはFFにはトルクコンバーター付CVTが、4WDには5速ATが採用されている。さらに、「スパーダ」にはステアリングにパドルシフトを備えており、マニュアル感覚の操作を行うことが出来る。
FF車が「平成22年度燃費基準+25%」を、4WD車が「平成22年度燃費基準+20%」をそれぞれ達成し、全車が「環境対応車普及促成税制」に適合。また、4代目オデッセイや2代目インサイトで既に採用されている、エンジン・トランスミッション・エアコン等を協調制御し、実用燃費向上をサポートする「ECONモード」を採用した。メーター中央に燃費状況により色が変化する「ECOリング」を設置し、「コーチング機能」により低燃費運転をアシストする。
グレード体系は従来よりもシンプルになり、ノーマルタイプは「G」・「L」・「Li」の3グレードで「G」には「Lパッケージ」を設定。スパーダは「S」・「Z」・「Zi」の3グレードとなった。福祉車両はサイドリフトアップシート車と助手席リフトアップシート車の2種類で、いずれの仕様にも「G」と「スパーダS」の2グレードが用意される。
【YAHOOオークションで探す】
【ステップワゴン用パーツ】