初代 AP1/2型(1999-2009年)
駆動方式はホンダとしては29年ぶり(S800以来)となるFRである。エンジンは前車軸より後方に置かれ[1]、車体の前後重量バランスを50:50にすることに成功。変速機は6速MTのみでAT車の設定はない。エンジンルームに縦置きにされた 直列4気筒DOHCVTECNA 2.0L「F20C」エンジンは最高出力250PS(1リットルあたり125PS)を発生。許容回転数は9,000rpmである。
2004年からの北米仕様向けモデルは、エンジンを「F20C2」に変更。従来の「F20C」を元にシリンダーのボア径はそのままにストロークを84.0mmから90.7mmに変更し排気量を2.2Lに拡大、許容回転数は8,000rpmに下げられた。これは主に北米市場からの「乗りやすさ」を求めた要望によるもので、常用域におけるトルク増加が目的とされている。日本においても2005年11月のマイナーチェンジ時にエンジンを「F22C」に変更された。