2007年10月18日に2代目へのフルモデルチェンジが発表され、日本では10月26日に販売が開始された。2代目から車名の文字体が小文字の「Fit」から大文字の「FIT」に変更された。月間販売目標は12,000台と発表されている。
エンジンは従来どおりのL13AおよびL15Aであるが、i-VTEC仕様に改良された
(L13A:100PS, L15A:120PS)
。L13A型はi-DSIから1バルブ休止型VTECへ、L15A型は1バルブ休止型VTECから低速域と高速域で切り替えるパフォーマンス型VTECへ変更となった。後者については、新たに低速側のロッカーアームを高強度アルミ材を用いたL字型とすることで、従来の3ロッカーではなくコンパクトな2ロッカーで低速域と高速域を切り替えるVTECを実現している。
トランスミッションは、FF仕様にはトルクコンバーター付きに改良されたCVTが組合わされ、4WD仕様には5速ATが組合わされる。1.5L仕様はスポーツグレードの「RS」のみとなり、FF仕様には5速MTも組合わされる。発売当初、RSのMT車の車両本体価格は同一グレードのCVT車よりも20万円以上高額だったが、これは標準装備が大きく異なるためであった[8]。この価格差は、2009年11月の一部改良によって、ほぼ同一の標準装備に改められて解消された。