このモデルは、ホンダ・カナダで北米地区向けに生産され、現地ではオデッセイの名前で市販されているものを、クリエイティブ・ムーバーのフラッグシップとして[1]日本に輸入・販売されたもの。
ホンダ・オデッセイ(初代)は北米向けにも輸出されたが、アメリカでは「サイズが小さい」「エンジンが非力」という評価を受け、日本程のヒットにはならなかった[1]。そのため、2代目オデッセイからは北米向けモデルを現地生産とし、日本で発売されているオデッセイより一回り大型なボディと大排気量エンジンを与えられた。ミニバンとしてはアメリカ国内ではミドルサイズではあるが、日本国内では大柄の部類に入る。このため、アメリカでは初代とは異なり大成功を収めたが、逆に日本では、全長5mを超える大きさが災いし、売れ行きは低迷した。エンジンはJ35A型 3.5L V型6気筒SOHCVTECを搭載し、駆動形式はFFのみであった。