【スズキ】
【マイティーボーイ】
2代目セルボをベースに、Bピラーより後方のルーフを切り取り、ピックアップトラックにしたモデルである。
荷台の全長は660mm、積載能力は他の軽トラックよりも遥かに劣る。しかし、その分キャビンが広く、シートもスライドやリクライニングが可能であり、座席後方のスペースも収納場所としては広い。セルボベースである為、フロントガラスの傾斜が強く、ドライビングポジションはスポーツカー的な要素が強い。メーカ側も実用車としての位置づけではなく、スタイリッシュなピックアップというコンセプトで売り出している。 当時の車両本体価格は45万円で四輪車ではもっとも低価格であったが、その販売実績は、同じく低価格をアピールして大成功した初代アルトのヒットには遠く及ばなかった。搭載されているF5Aエンジンは、最終的に31ps/6000rpm、4.4kg-m/3500rpmになり、後部が荷台である事から来る軽量な車重と相まって、当時としては軽快なドライブフィールが得られた。
旧車として扱われる車種だが、その独特なスタイルから未だに高い人気がある。アフターマーケットであるインターネットオークションでは取引が活発であり、上記SS40系の2代目からのセルボや、現在のアルトやワゴンR、2代目キャロル等を部品取り車とした、F5A同士やF6Aへのエンジンスワップ、ブレーキを含む足回りの丸ごと交換によるレストアが盛んである。また、カスタムカーのベースとしてもよく使用される。
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【マイティボーイ用パーツ】
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