【日産】
【シーマ】
初代 FPY31型(1988年-1991年)
2代目 FY32型(1991年-1996年)
3代目 FY33型(1996年-2001年)
4代目 F50型(2001年-2010年)
1988年(昭和63年)、日産自動車が販売していた高級セダン「セドリック」「グロリア」の更なる上級仕様として発売され、販売チャンネル別にそれぞれ「セドリック・シーマ」(日産モーター系列)、「グロリア・シーマ
」(日産プリンス販売系列)として販売された。日産自動車には法人向け、ハイヤー向けとして、最高級乗用車「プレジデント」があったが、シーマは一般向けとしての史上最上級のモデルであり、全仕様がいわゆる「3ナンバー」登録となっていた。この初代モデルの発売時期はバブル景気の絶頂期に相当し、4年間の販売台数は12万9,000台にも及んだ。
初代・2代目モデルが日本国内でのみ販売されていたのに対して、3代目以降では、日本国外で展開されているインフィニティ・ブランドのフラッグシップ 「Q45」との兄弟車という関係になった。最終モデルとなった4代目には、同じプラットフォームからの派生車種として日産自動車のフラグシップモデル、プレジデントがあった。
フルモデルチェンジ。新開発の新世代LLクラスプラットフォームを採用。搭載エンジンはVQ30DET型V型6気筒DOHC2987ccターボとVK45DD型V型8気筒DOHC直噴4494cc(日産初の直墳V8エンジン)の2種類。小型のプロジェクターランプを中央に1つ、それを取り囲むように6つ配置された特徴的なヘッドライトが「バルカンヘッド」と呼ばれている。このヘッドライトはV6モデルには採用されていなかったので、ヘッドライトで搭載エンジンを見分けることができた。ドアミラーウインカーを国産車で初めて採用したモデル。そのためドアミラー仕様はサイドマーカーが付かないが、フェンダーミラー仕様はサイドマーカーが付く。また、同日、特別仕様車「450XV
リミテッドエディション」を発売。また、現行型のCIを最初につけたモデルでもある。
プレジデントとともに生産終了。日本国内で販売される日産の8気筒エンジン搭載車が消滅した。後継車はなく、1クラス下で6気筒エンジンを搭載するフーガが日産の最上位モデルとなる。約10年にわたって販売された長寿モデルでもあった。
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