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        【フォルクスワーゲン】


              

               【カルマンギア】 


            karu 

イタリアカロッツェリア・ギアの原デザインに基づき、ドイツのコーチビルダーであるカルマンがボディを生産、これにフォルクスワーゲン量産車のコンポーネンツを組み合わせる合作により誕生した車で、ネーミングの由来もカロッツェリアとコーチビルダー両者の社名を組み合わせたものである。
タイプ1(ビートル)をベースとした「1200」(タイプ1、タイプ14とも。のち排気量拡大)が1955年に発表され、その後タイプ3をベースとした「1500」・「1600」(タイプ3、タイプ34とも)が1961年に発売された。クーペモデルをベースに、オープンボディとなるカブリオレモデルも製作されている。
鈍重なビートルや実用一点張りなタイプ3セダンなどに比べ、いずれもギアの手になる流麗なスタイリングが最大の特徴で、タイプ1が全面的に曲面デザインで構成されたボディを持つのに対し、タイプ3はグラスエリアを広げ、シボレー・コルヴェアの影響を彷彿とさせるウエストライン周りの直線的モチーフをボディのキャラクターラインに大幅に取り入れている。ただし、流用品のヘッドライト周りとノーマルのホイールキャップは「フォルクスワーゲンらしさ」をうかがわせた。
フォルクスワーゲン・シャーシと組み合わせてのコーチワークはカルマン工場が担当。パワートレインやバックボーン・プラットフォームシャーシの基本構造はフォルクスワーゲン・タイプ1と同じで、水平対向4気筒空冷OHVエンジンをRRレイアウトで搭載することも変わらない。
後発のタイプ3系はタイプ1系ほどの人気を得ることができず、並行生産の後にタイプ1より早い1969年に生産中止となった。タイプ1は安全対策改善や排気量拡大型のエンジン搭載などの改良を受けつつ、1973年まで生産されるロングセラーとなった。
またブラジル法人のフォルクスワーゲン・ド・ブラジルではタイプ3系は導入されず、1969年までタイプ1が生産された後の1970年よりブラジル法人独自モデルの「TC」に移行し、1975年まで生産された。
量産車であるフォルクスワーゲンをベースとしているため、価格は比較的安く、メンテナンスも容易で、アメリカ市場では特に好評を博した。パワートレイン仕様は通常のフォルクスワーゲンと大差ないものであり、走行性能は通常型フォルクスワーゲンをやや上回る程度で、決して飛び抜けた高性能ではなかった。それでも車高が低くスタイルが良いため、スポーツカー的な感覚を気軽に味わえる「プアマンズ・ポルシェ(poor-man's Porsche:貧乏人のポルシェ)」と評され、市場では一定の人気を保ち続けた。ブラジル法人生産分を含めて、累計40万台以上が造られた。日本ではヤナセが正規輸入を行っていた。
生産中・生産終了後を通じ、カスタマイズも頻繁に行われてきた。ローダウン・排気量アップなどが行われ、今なお社外部品も広く出回っている。
               

       


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