【フォルクスワーゲン】
欧州では「Cセグメント」に分類され、世界中で販売されている乗用車である。世界の車種別歴代総生産台数ではトヨタ・カローラに次ぐ第2位であり、2007年3月には累計の生産台数が2,500万台に達し、日本にもこれまで約60万台が輸入されている。1974年に発売された初代モデルは680万台が生産された。販売はモデルチェンジの度に減少し、1997年発表の4代目モデルの生産台数は430万台であった。初代モデルから日本での価格設定は割高で、最廉価グレードであってもトヨタのマークⅡや日産スカイラインのそれよりも高かった。4代目モデルからはそれらとの競合を視野に入れ、電子装備の追加やインテリアの品質改善などを積極的に行っている。ジョルジェット・ジウジアーロのデザインになる初代ゴルフは、横置きエンジンによる前輪駆動(FF)方式と効率的なパッケージングによるコンパクトな外寸、余裕のある室内空間を持ち、世界中でヒットとなった。当初は同社の実質的なロワーエンドに位置する大衆車であったが、「GTI」と呼ばれるホットモデルが初代から用意されており、初代は1.6リッター、2代目は、1.8リッターDOHCが搭載された。なお、初代ゴルフの派生車種にシロッコ(Scirocco)をあげる場合があるが、ともにジウジアーロによるデザインで開発の時期も重なってはいるものの、発売はシロッコが先行している。これは、生産台数の差から市場への影響が少ないシロッコで初期不良の洗い出しを済ませ、ゴルフIにフィードバックするためと言われている。現在では、ゴルフと同じプラットフォームを使うアウディA3が先行して発売され、同じ役割を担っている。歴代カブリオ(カブリオレ)の人気が高かったが、現在のゴルフVIにはカブリオは無く、オープンモデルはイオスと、ゴルフIVベースのニュービートル
がその任を担っている。
【2代目】

【3代目】

【4代目】
【5代目】
【6代目】
2008年8月 - フォルクスワーゲンAGは、6代目となるモデルを10月にドイツ本国で発売すると発表。本国では、このモデルを初め、ゴルフヴァリアント、クロスゴルフ、ゴルフプラスにLPG仕様車が設定されている。
2009年4月には「ワールドカーオブザイヤー2009」を受賞した。
2009年4月9日 -
日本仕様が発表1.4L TSI シングルチャージャー(インタークーラー付ターボ)エンジンを搭載。2.0L
NAエンジンと同等の最大トルク200N・m(20.4kg・m)を1,500回転から発揮する高効率を実現している。また、7速DSGを採用したことで、燃費消費率も向上され16.8km/L(10・15モード)となり、「平成22年度燃費基準+25%」を達成する高い燃費性能を持った。
9エアバッグ、2ゾーンフルオートエアコン、スタティックコーナリングライトオートライトシステム、レインセンサー、AM/FM
CDプレイヤー、16インチアルミホイールを標準装備している。
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