【グランドボイジャー】
5代目は2008年に販売開始。デザイナーは300をデザインしたラルフ・ジルで、他のダッジ車と共通したグリルデザインなどに特徴が出ている。
従来はショートモデルを「キャラバン」、ロングモデルを「グランドキャラバン」と設定していたが、本モデルからはロングモデルに一本化され、「グランドキャラバン」の名称に統一している。
なお、ショートモデルの役割は「ダッジ・ジャーニー」にその役目を譲っている。
長らくキャラバンは北米においてミニバンの代名詞であったが、近年はトヨタ・シエナやホンダ・オデッセイなどにシェアを奪われつつあり、本車の装備にはそれらの車種を意識したものが見て取れる。
四輪駆動はラインナップされていないほか、本モデルより4.0L-V6エンジンおよびインパネタイプの6ATが設定された。両側パワースライドドアやパワーテールゲートを引き続いて採用しているほか、天井には間接照明、収納部分
が追加され、さらには「スイーベルンゴーシート」と呼ばれるシートレイアウト+マルチAVシステム、パワーリフトスイッチなどが設定されている。
また右ハンドル仕様では、レイアウトの関係でインパネシフトではなくフロアシフトを採用している。なお先代では日本のみタウンアンドカントリーベースであったが、今モデルでは北米以外の全ての輸出仕様おいてもタウンアンドカントリーベースに統一された。
しかし販売直後に起きたガソリン高騰の煽りを受け、ロングモデルに統一したことが災いし燃費の芳しくない本車の販売は、従来モデルに比べると苦戦を強いられている。
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