【アウディ】
【TT】
エクステリアデザインは、Jorge Diez、Gary
Telaakが担当した。エクステリアは初代TTのイメージを残しつつ、最近のアウディの特徴であるシングルフレームなどを取り入れた躍動感あふれるデザインとなっている。An-225にインスピレーションを受けたという空調の吹き出し口や、スターウォーズの宇宙船のようなテールランプなど、細かな内装の作り込みも特徴である。そのインテリアデザインは、Carsten
Monnerjan、Uli Beierlenが担当した。
メカニズム的には初代TTがそうしたように2代目A3と同じプラットホームを採用しているが、TTのために開発されたスポーツカー仕様のASF(アウディ・スペースフレームテクノロジー)を採用したことによりボディの7割がアルミとなった。これによってねじれ剛性は従来と比べてクーペは50%、ロードスターは120%向上し、同じプラットフォームのゴルフより100kg近くも軽量である。ちなみに残りの3割の鉄は重量バランスと衝突安全性の改善ためリア部分とドアに使われている。初代の欠点であった超高速域の安定性は、120km/hになると自動的にせり上がる電動格納式リアスポイラーやアンダーボディのフラット化によって改善され、Cd値も0.30と初代より向上した。またオプションとして、磁性流体を利用したサスペンションであるアウディ
マグネティックライドをアウディとしては、初搭載している。
インゴルシュタットの本社工場でボディの生産を行い、ハンガリーにあるアウディ ハンガリア モーターKft.へ列車輸送され組み立てを行っている。
日本仕様のグレード構成は以下のとおり。なお、日本仕様はTTSとTTRSを除く全車右ハンドルのみ、HDDナビゲーションシステム(2008年モデルまでクラリオン製MAX760HD、2009年モデルからクラリオン製NX808のOEM)、バイキセノンヘッドライトが標準装備となっている。
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