【ポルシェ】

2005年9月のフランクフルトショーで「ケイマンS」が初登場した。ボクスターのエンジンをベースに3.4Lまでボアアップし、可変バルブタイミング・リフト機能「バリオカムプラス」を採用した3387cc 水平対向6気筒エンジンをミッドシップマウントする。トランスミッションは6速MT仕様と5速ティプトロニックS仕様が用意される。リアリッドの下に容量約260Lのラゲッジコンパートメントを備え、フロントには約150Lのラゲッジスペースをそれぞれ備えている。リアスポイラーは120km/hを超えると自動的に浮き上がりダウンフォースを発生させ、80km/hを下回ると自動的に格納される。ティプトロニックSは運転席にあるボタンを操作することにより、マニュアルで上下させることも可能である。0-100km/h加速は5.4秒/6.1秒(MT/ティプトロニックS)。
2006年8月、マイナーチェンジ。2.7L
水平対向6気筒エンジンを搭載する「ケイマン」が追加される。2.7Lモデルには5速MT仕様と5速ティプトロニックSが用意される。またオプションで6速MT仕様も選択が可能である。こちらの0-100km/h加速は6.1秒/7.0秒(MT/ティプトロニックS)。
2008年11月19日、LAオートショーにてボクスターと同時にビッグマイナーチェンジを発表[1]。全車新設計のエンジンを搭載。ベースグレードの排気量は2.9Lに拡大され、ケイマンSは直噴を採用。両モデルの最高出力が向上した。トランスミッションはATの5速ティプトロニックSが7速ポルシェ・ドッペルクップルング(Porshe
Doppelkupplung、通称PDK。ドイツ語で“ポルシェ・ツインクラッチ”を意味する)に、MTは通常モデルが5速から6速仕様にそれぞれ変更された。フロントおよびリアのデザインにも変更が加えられ、エアインテークの形状にボクスターとの差別化が図られた(フロントフォグランプの形状は従来同様に円形)。また、テールライトがLEDとなり、クラリオン製カーナビゲーションが標準装備となった。
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