【ポルシェ】

ボクスターは、1993年のデトロイトオートショーで発表されたコンセプトカー、プロトタイプボクスターの市販車として
潤滑はドライサンプ式を採用、オイルパンをなくすことでエンジンマウントを極限まで下方に移すとともにコーナリング中にもGの影響がなくオイルの供給を可能にしている。またエンジンの回転数に応じてツインフロー可変インテークマニホールドのフラップが開閉される2ステージ・レゾナンスインテークシステムを搭載。低重心の水平対向6気筒エンジンを搭載し、ボディ下部はカバーされ完全なフラット状態を作り上げており、世界第一線級のハンドリングを誇るコーナリングマシンとして知られる。
2005年には、ドイツの国際的第三者試験認証機関テュフ(TüV:技術検査協会)が発行した自動車に関するテストレポートにおいて故障率2.6%と最も故障が少ない車として認められた。ボクスターと同じ車齢2~3年のグループではマツダ・デミオ(故障率2.8%)が2位、アウディA4(故障率3.2%)が3位にランクインしている。
2009年12月のロサンゼルスモーターショーで、ボクスタースパイダーが発表された。
1996年に登場。ポルシェ・968の後継機ではあるが、直列4気筒エンジンのFR方式を止め、新規開発された水平対向エンジンをミッドシップに搭載している。ポルシェの市販されたミッドシップ車は914以来(ただし914はフォルクスワーゲンとのダブルネーム)20年ぶりである。名前の由来は水平対向エンジンを表す「ボクサー」(Boxer
)と、ポルシェのオープンモデルの呼び名である「スピードスター」(Speedster
)を掛け合わせた造語。価格帯や搭載されるエンジン、そして兄貴分の911に配慮して抑えられたエンジン出力によりエントリーモデルとしての性格が与えられているが、2座席、ミッドシップ、オープンということを考えると911よりもスポーツカーとしてより一層ピュアな存在だとも言うことができる。足周りはフロントサスペンションがマクファーソンストラット、リアサスペンションはストラット式だがマルチリンク並の制御機能が与えられている。ホンダ・S2000や、日産・フェアレディZ、トヨタ・MR-S、BMW・Z4等多くのスポーツカーの開発において目標とされた。
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