【シトロエン】
2009年2月26日、本国でのマイナーチェンジを受けて新型に発展し、内外装の変更と共に、BMWと共同開発された新エンジンが与えられた。最高出力と最大トルクは1.6が110PS(80kw)/5800rpm・15.3kgm(147Nm)/4000rpmから120ps(88kw)/5800rpm・16.3kgm(160Nm)/4250rpmに、1.6Tが旧2.0の140PS(103kw)/6000rpm・20.8kgm(200Nm)/4000rpmから、140PS(103kw)は同じながら24.5kgm(240Nm)/1400-3500rpmにそれぞれ強化された。
バリエーションは5ドアが従来の「1.6EX」とほぼ同等の装備を持つ「1.6」(NA120馬力・269万円)、「1.6Tエクスクルーシブ」(ターボ付140馬力・324万円)、3ドアは「1.6VTR」(NA120馬力・275万円)一種類が引き続き残されているものの、受注生産扱いとなっている。
装備面では電動格納式ミラーがエクスクルーシブ以外でも標準装備となり、従来も全車種にオプションだったパノラミックガラスルーフも1.6(10万円高のオプション設定)以外には標準装備となった。また、2008年春以降設定が廃止されていた「レザーパッケージ」(シートヒーター付きレザーシートと革張のフロントセンターアームレスト、サルーンにはメモリー付パワーシートも含まれる・セダンに23万円・クーペに19万円のオプション)の設定が復活した。ボディカラーも入れ替えられ、日本仕様車ではサルーンが7色に対し、クーペは4色が設定されている。