2003年のボローニャモーターショーにてプロトタイプが発表され、2004年5月に発表された。姉妹車としてS40がある。
5ドアのステーションワゴンであり、斜線と縦格子を組合せたフロントグリルにV型のボンネットなど伝統的なボルボのデザインが見られる。プラットフォームは、マツダ・アクセラやフォード・フォーカスなどと共通の「フォード・C1プラットフォーム」を用いている。
衝突安全性においては、ボディが複数のクランプルゾーン(衝撃吸収前後ボディ構造)で構成され、側面には「SHIPS」、後方には「WHIPS」と呼ばれるボルボ独自のシステムが装備されている。
エンジンは1.6L・1.8L・2.0Lの直4DOHCガソリン(同じフォードグループのマツダが開発)と2.4L・2.4Lターボの直5DOHCガソリン、1.4L・2.0Lの直4DOHCディーゼルと2.4Lの直5DOHCディーゼルがラインナップされている(ディーゼルは北米では販売されていない)。駆動方式はFF/4WD。
2008年モデルでは、ボディサイズの変更と1.8L直4フレックスエンジンの追加などが行われた。
2009年2月27日 本国に設定されている2,0Lエンジン(145PS)に2ペダル式の6速ATを組み合わせ、MT的な操作を可能にした「2,0e」シリーズを日本市場にも追加した。