


クライスラー・Bプラットフォームをベースとしたバンとして1970年にバンのトレーズマン、ワゴンのスポーツマンが販売が開始された。
貨物バンについてはボディの後部側面にドアを設けず丸ごと溶接して強度を上げた「ユニフォーム」と呼ばれるデザインを採用し、競合他車と比べ重量、強度の点で有利となっていた。また使い勝手を考慮して側面、背面に観音開きのドアを採用していた。これにより北米市場ではヒットを飛ばし、1970年代において一般的な貨物バンの代名詞ともいえる存在となった。
1979年に最初のモデルチェンジを行い、ピックアップモデルに近しいフェイスデザインとなった。
またミニバンである「ダッジ・キャラバン」がヒットして以降、乗用モデルの役割を同車に譲り、ラムはフルサイズバンとしての性格を強めていった。これによりクライスラーは北米のワゴン市場において多大なシェアを確保した。また、キャラバンでは当車にあやかったグレード「ミニ・ラムバン」が存在した。
エンジン、ボディサイズは多様で、ショートボディ、ロングボディの2種を基本とし、最終モデルには250hpを発生する強力な5.9L
V8の「マグナム・エンジン」やCNGを採用したモデルもラインナップされていた。
ラムは1970年に販売されて以降、ピックアップトラックのダッジ・ラムに合わせてフェイスリフトを行っていたほかは、基本的な構造はほとんど変えずに2003年まで販売が継続された。
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