2代目(1992年-1997年)New 900
初代にかわって1993年モデルイヤーに登場。1990年にサーブの乗用車部門がGMグループの傘下に入ったことを受けて、「オペル・ベクトラ」と同じプラットフォームを使用した。したがって構造的には1990年代のファミリーサルーンとしてごく常識的なものとなったが、そのシートやセンターコンソールのイグニッションキーなど、サーブのデザインやスタイルの多くは引き継がれた。エンジンは従来からの4気筒2000-2300ccターボに加え、「オペル・オメガ」と共通のV型6気筒24バルブ2500ccも追加され、「SE」に搭載された。